スキンブースターを調べ始めると、最初にぶつかる壁がスキンブースターの種類の多さです。成分も製品も増え続けるため、口コミを読むほど何を基準に比べればよいのか分からなくなる、という方も少なくありません。
そこでこの記事では、スキンブースターの種類を大きな系統に分けて整理し、江南ピオボムクリニックの Hyoseung Jang 院長が診察室で最初に確認する選択基準をまとめました。結論からお伝えすると、スキンブースターは名前ではなく、ご自身の肌の状態と施術の目的を先に確認してから選ぶのが順序です。
スキンブースターの種類が増えるほど、名前だけでは選びにくい理由
スキンブースターとは、肌の中に注入して肌コンディションの改善を目的とする施術を、一般にまとめて呼ぶ言葉です。難しいのは、同じ系統の成分でも製品ごとに構成や特性が異なり、主成分のほかに防腐剤や添加物も含まれている点です。
そのため、友人が満足したという口コミや、今流行しているという広告だけでスキンブースターの種類を決めると、ご自身の肌には合わない場合があります。原料が同じように見える製品でも、ある製品ではアレルギー反応が出て、別の製品では出ないことがあるためです。
スキンブースターの種類を一覧で確認:系統別に理解する
製品名ではなく系統ごとに理解すると、スキンブースターは比較しやすくなります。下の表は理解の助けとなる一般的な説明であり、個々の製品の承認範囲や効果は異なる場合があります。
| 系統 | 一般的に期待される方向 | 相談で一緒に確認する点 |
|---|---|---|
| ヒアルロン酸(HA)系 | 肌の内側の水分感やうるおいの改善 | 乾燥の程度、肌の厚み、施術後の一時的な腫れ |
| ポリヌクレオチド(PN・PDRN)系 | 肌コンディションやキメの改善を目的として使用 | 肌の敏感さ、製品ごとの承認事項と構成成分 |
| コラーゲン生成誘導系(PLLAなど) | 時間をかけて徐々にハリやボリュームの改善を目的として使用 | 肌の厚み、施術部位への適合性、結節などの副作用の可能性 |
| 新成分・複合製剤(エクソソームなど) | 新しく登場した成分の活用 | 韓国での承認状況と使用範囲、根拠資料、添加物の確認 |
表のとおり、スキンブースターは種類によって作用の仕方と確認すべき点が異なります。どの種類がより良いかを問うよりも、ご自身の肌にどの方向が必要かを先に整理することが大切です。個々の成分の仕組みについては、GOURI 液状PCLコラーゲンスティミュレーター、スカルプトラ(PLLA)コラーゲンブースター、hADMスキンブースター、目の下のPLLA施術の記事も参考にしてください。料金と施術範囲はスキンブースター・コラーゲンブースターの施術案内でご確認いただけます。
スキンブースターの選び方:院長が最初に見る3つの基準
患者様から「スキンブースターは何がいいですか?」と聞かれたとき、Hyoseung Jang 院長は製品名より先にお顔の状態を見ると話します。その基準は大きく3つあります。
1つ目は、肌タイプ
乾燥肌か、脂性肌か、混合肌かによって、スキンブースターの選択は大きく変わります。どの肌特性を主に改善したいかによって適した方向も変わるため、最も基本となる基準です。
2つ目は、肌の特性
肌タイプと混同しやすいのですが、肌の特性とは、肌の密度がどのくらい高いか、ハリがあるか、弾力はどうか、キメはどうかを指します。同じ乾燥肌でも、密度や弾力、キメの状態によって、必要なスキンブースターの種類が異なることがあります。
3つ目は、施術の目的
なぜスキンブースターを受けたいのかも重要です。今週末や来週の予定に合わせて肌コンディションを整えたい方、数か月に一度コツコツとケアしたい方、肌の悩みがあって中長期的な改善の一環として考える方などがいます。目的によって勧める方向が変わるため、相談の際にはまずお伝えいただくのがおすすめです。
乾燥・ハリ・敏感さ・キメ:どの順番で見るか
Hyoseung Jang 院長は、お悩みの中でもまず乾燥を見ると説明します。乾燥が続くと、肌の密度が下がり、キメが粗くなる問題につながることがあるためです。
次に見るのがハリです。肌にハリがあるか、くすんでぱさついているかによって、コラーゲン生成を主な目的にするかどうかが変わります。続いてキメと敏感さを併せて確認しますが、なかでも敏感さは慎重に見ます。敏感肌では、スキンブースターの選び方によってかえってトラブルが出たり、より敏感になったりすることがあるためです。
同じ成分でも合う人・合わない人がいる理由:添加物
スキンブースターを選ぶとき、成分名だけで判断しにくい最大の理由が添加物です。すべてのスキンブースターには、主成分のほかに少量の添加物が含まれており、その構成によって、同じ系統でも人によって反応が異なることがあります。
また、同じ成分名の中でも、肌の厚みや特性によって細かな製品選択が変わることがあります。そのため、成分の比較表だけでスキンブースターの種類を決めるのではなく、成分の特性、ご自身の肌の状態、施術の目的を合わせて、実際に使う製品を決める過程が必要です。以前、化粧品や施術のあとに肌が敏感になった経験がある場合は、相談の際に必ずお知らせください。
スキンブースターより先に別の方法をお話しする場合
スキンブースターは肌ケアの重要な選択肢の一つですが、すべてのお悩みの最初の答えではありません。肌そのものの問題よりもたるみが大きい方や、輪郭を整えることが大切な方には、顔全体の土台を整えるリフティングなどを先にご相談し、そのあとでスキンブースターを加える方法をご提案することもあります。
患者様のご希望も考慮します。受けてみたい施術が明確であれば、その点も一緒に話し合います。結局、どの順序が適切かは一律には決められず、相談を通じて今の自分に必要な方向を決めることが何より大切です。

流行のスキンブースター、真似する前に確認したいこと
新しいスキンブースターの名前が次々に登場するため、広告や口コミを一つ二つ見ただけで施術を決めたくなることがあります。しかしスキンブースターは肌の中に注入する施術ですので、流行より先に自分の肌の状態を診断してもらい、それに合わせて計画を立てることをおすすめします。
診療の現場で感じる流れも興味深いものです。韓国に住んでいて頻繁に通える方は、一度にたくさん行うより、自然に少し頻繁にケアする方法を好む傾向があり、海外からの患者様は施術後の持続期間により関心を持つ傾向があります。ただし、方向は同じです。急激な変化より、本来の姿を損なわずに自然に長く保つ、いわゆる「スキンロンジェビティ(Skin Longevity)」を望む方が増えています。
ソウル旅行中にスキンブースターを受けたい方へ:渡韓前の準備
ソウル旅行中にスキンブースターをご検討の場合も、適した選択は肌タイプ・肌の特性・目的によって決まるため、渡韓前に準備しておくと安心です。この記事の下にあるお問い合わせ窓口から、主なお悩み、これまでの施術やアレルギーの履歴、滞在予定日をお知らせください。江南ピオボムクリニックは江南駅5番出口の目の前にあり、旅行の合間にも通いやすい立地です。回数や間隔は経過を確認しながら決めるため、事前に決めてしまうよりも、医師と一緒に計画を立てる方が適しています。
スキンブースター相談前のチェックリスト
- ご自身の肌は、乾燥肌・脂性肌・混合肌のどれに近いですか?
- 最も気になるお悩みは、乾燥・ハリ・キメ・敏感さのどれですか?
- 目的は、近い予定に合わせたコンディション管理、継続的なケア、中長期的な改善のどれですか?
- 以前、肌が敏感になった、またはアレルギー反応が出た製品や施術はありますか?
- クリニックにどのくらいの頻度で通えますか?
この5点を整理してお越しいただくだけでも、スキンブースターの相談がずっと具体的に進みます。
施術後に知っておきたいこと
スキンブースターの施術後は、注入部位に一時的な赤み、腫れ、内出血、圧痛などが現れることがあり、程度や回復期間には個人差があります。まれにアレルギー反応や硬い結節が生じることがあり、製品や施術方法によってアフターケアの案内も異なります。施術後は担当の医療スタッフの案内に従い、症状が長引いたり強くなったりした場合は受診してください。
スキンブースターの種類より先に、まずは相談から
スキンブースターのおすすめを探している方も、どの種類が良いかより先に、ご自身の肌タイプ・特性・施術の目的を整理してみてください。江南ピオボムクリニックは、施術をお勧めする前に、患者様の本当のお悩みを十分にうかがい、お顔の状態や好み、日程に合った方向を一緒に決める相談を大切にしています。医療チームについては Hyoseung Jang 院長のプロフィール、よくある質問は FAQ でご確認いただけます。
江南ピオボムクリニックは、これからも施術の必要性と適切さを慎重に判断し、お一人おひとりに合った診療を続けてまいります。診療の考え方は持続可能な美しさの記事にもまとめています。
よくある質問
自分にどのスキンブースターの種類が合うか、どうすれば分かりますか?
肌タイプ、肌の特性(密度・ハリ・キメ)、施術の目的、過去の施術やアレルギーの履歴を併せて確認する必要があります。名前や口コミだけで決めず、医療スタッフに相談したうえでご判断ください。
スキンブースターは乾燥肌だけが対象ですか?
いいえ。乾燥肌だけでなく、脂性肌や混合肌も、肌の特性や目的によって検討できます。ただし、タイプによって適した方向が異なることがあるため、相談が必要です。
スキンブースターの施術後に副作用や注意点はありますか?
一時的な赤み、腫れ、内出血、圧痛などが現れることがあり、まれにアレルギー反応や結節が生じることがあります。個人差があり、異常な症状が続く場合は受診してください。
スキンブースターはどのくらいの頻度で受ければよいですか?
製品、肌の状態、目的によって異なり、すべての方に一律に当てはまる回数や間隔はありません。経過を確認しながら医療スタッフが判断します。
施術に使用される医療機器・医薬品の承認情報は、韓国食品医薬品安全処の医療機器安全ナラと医薬品安全ナラでご確認いただけます。



